火てる熱

考えに熱中した後は、体の上半身がほてる。そのほてりを、気持ち良く冷ますのが心地好い。徐々に覚めるかのように心地良い冷たさにゆとりを持つ暖かさが好きだ。

大好きな事をしながら、熱を冷ますのは、とても色とりどりに楽しい。

すっきりとしたお茶を飲んで、くつろいだ私の姿は、とても可憐で美しいと思う。

大雨が降り注ぐ

外を歩いていると、雨がしきりに降る。そのまま、雨粒に当たるのが、気持ち良い。

大雨で、待ちぼうけをくらったり、帰り道に、雨が降り出したりする。買い物の入ったビニール袋に降り注ぐ雨のはじける音は、雨が通り過ぎるのを感じさせる。

雨上がりに、散歩するのが好きだ。

気配を断ち切るかのように降る雨は、好きた。

好きなものが、たくさんあると、日常に色どりが増える気がする。

熱さの行くさき

じゃがりこが、食べたくなる。

粗食を心がけているが、アボガドとポーチドエッグののったパンケーキを食べた後は、近頃のお気に入りのクリームブリュレをおまけで味わうことができた。これもまた、付いているドリンクバーで飲んだ、スパーベリーティーは、格別にフルーティーで香り高かったが、熱くて、顔をつい、しかめてしまう。熱さと酸っぱさが、合間なって、極めて、攻撃性の高いフルーツティーを初めて飲んだ。くだんのスーパーベリーティーは、綺麗なベリーの赤い色で、すぐに色づくので、カップの中身を見るのが、とても嬉しい。

家でくつろいでいると、お腹がもたれ始めたので、骨付き肉を煮込むことで、回避しようと試みる。強い意志により、ストックしていた、アップルパイを食べることを諦め、じゃがりこを食べることで満足することにした。残念なことに、家にじゃがりこは、存在しなかったので、ちょっぴり、黄昏るも、必ずや、入手することを決意する。

素晴らしくきれいで、お茶目

かわいらしく、美しい建築様式の作品だったので、ついシャッターを切った。特に、階段の手すりの端にちょこんと乗る厳つい鷹のような動物が、ぐっと視線をとらえて離さない。

美しい曲線と光が演舞しているような多くの作品に恵まれた数日間だった。素晴らしくきれいでちょっぴりお茶目な感じが、また乙なのである。

ああ、無情な刺繍

無地の白い服に模様を施そうと思って、刺繍をすることにした。

刺繍すると言っても、初心者なので、どんな刺繍があるか調べたところ、立体的なリボン刺繍がhitした。また、通常の刺繍には、規定はなく、自分の好きな模様を好きなように刺繍すればいいと、本を買って感じた。てっきり、作法なるものがあると思ってたので意外である。上手に刺繍するコツとしては、筆順を守ることである。さらに、立体にすることで、見栄えが良くなる。

刺繍枠に布地を挟むのが難しくて、ついつい、時間を浪費してしまう。そのうちに、やる気まで低空飛行してしまうのだから、刺繍とは難儀なものである。しかし、リボン刺繍が出来てみると思いの外、満足してしまい、指しにくい糸を無理やり指す指の痛みを思い出すと、大量に同じ模様を刺繍する気には、なら無い。刺繍が捗らない理由は、それもあるが、服が似合わないのもある。服を自分に似合わせるために刺繍をしているのだが、やる気がなかなか湧かない。道のりが果てしなく遠く感じる。ああ、無情である。と、頓挫した刺繍だが、また、いつの日か始めれるように、心持ち待っている。机の上に置いた刺繍糸と白い糸の通った針を横目に今日もAmazonで綺麗な写真の刺繍を見て廻る日々である。

ヘルシー志向を綴る

今日、お昼ご飯にありつきに行こうと件の店に行ったら、益々ヘルシー志向になっていた😱　ありがたいことに、グルテンフリー食を探す私としては、目元を綻ばせるようなメニューが並んでいた。いざゆかん、と、思い行きや、やはりどこも考えは同じらしく、めちゃくちゃ混んでいた。列に並ぶも、遅ゞとして進まず、やるせない思いをした。

そんな所に、ふと、魅惑的なお誘いの囁きが。

てくてくと２間遠くまで歩くに、美味しいお茶の店で昼飯にありついた次第である。

昨今、お米が美味しく感じる。そのお店で食した丼は、たっぷりのイクラにだし醤油をかけて旨味を味わう。格別の時間を〆のほうじ茶で過ごすつもり。猫舌の私には、うまかった。

少し、微熱を帯びる舌とともに店の先に出た私は、日の光の差す浜辺を散歩しながら、風の吹きすさぶ中、ベンチに腰を下ろし、青い海を越えた遠くのビルが僅かに揺らめく様を眺めていた。そんな時、深々と思うのは、丈夫そうな建築物も柔らかくなるんだなぁと、確固たるものでも、抽象物を経て自分の捉え方の中で変化することがあるという物事の移ろい易さである。『祇園精舎の鐘、諸行無常の響きあり。』ふむふむ。深々と頷いた私である。ちなみに、3時のおやつのタルト生地もグルテンフリーにすべく、固く決意する。しかし、昨日食したegg thingsのこんもりとした生クリームたっぷりなパンケーキは美味しかったと言わざるをえない。

挽きたてのコーヒー

水だしコーヒーなるものを、ネットサーフィンしている時に見つけた。期待に胸を膨らませながら、電車でトコトコゆられて、ウインドウショッピング。まろやかな味を想像しながら、きれいなガラスが陳列された棚を、くまなく視た先に、目的のものを発見した。

じっと見つめて、暫し、黙考した結果、甘〜いデザートの横に置かれた挽きたての暖かいコーヒーの薫りを思い出し、そっと商品を元の場所に戻して立ち去ることにした。

やはりコーヒーは、淹れたてがいいのではないかと、強くうなった次第である。